島のぬくもり
写真家だった父・管洋志がレンズ越しに見つめ続けた奄美の光。
私たちがこれまで大切に紡いできた、人と人とのつながりの時間。
この“あたたかくて、どこか懐かしい島”に、やさしく寄り添いながら、人と地域がふんわりと響き合う、そんな未来のひと欠片を咲かせたいと願っています。
設立の背景:奄美の“今”とこれから
奄美では、少子高齢化や若年層の流出が進む一方で、豊かな自然や文化資源、そして人のあたたかさが息づいています。
この島の力を、次世代につなげていくには、地域の中で新しいつながりを育て、多様な背景をもつ人々が「一緒に暮らしてよかった」と思える仕組みが必要です。
地域と制度、文化と暮らしをつなぐ“橋渡し役”として、私たちはこの団体を立ち上げました。
私たちが目指す未来
地域に根ざしながら、外からの新しい視点も取り入れ、島の人たちと一緒に未来をつくっていく。
それが、私たちの考える「共生」のかたちです。
観光・教育・暮らし・文化、それぞれがゆるやかにつながりながら、島全体で「ともに育つ土壌」を育んでいきたいと考えています。
私たちの取り組み
- 地域に根ざす起業や定着支援: 新しく奄美で暮らす人々が、島で仕事や居場所を見つけ、安心して暮らし続けられるよう、制度面と地域の現場をつなぐ支援を行います。
- 学びと暮らしの循環づくり: 教育機関や地域の方々と連携し、育ち合いながら支える仕組みをつくります。
- 制度と文化をつなぐ橋渡し: 法律や支援制度をわかりやすく届け、誰もが頼れる地域社会を一緒に育てていきます。
この島から希望を広げていくために
奄美が持つ包容力と、人のつながりのあたたかさを守りながら、多様な価値観を受け入れ、育てていく社会を、ここからつくっていきたい。
私たちは、制度を形にし、地域に届け、未来へつなぐ力になりたいと願っています。
小さな島から、やさしい希望を。
その一歩を、ここから。