奄美で暮らす、をあなたの選択に
豊かな海の音、風に揺れるヤシの葉、
島の人たちのふとした笑顔。
そんな日々に包まれて、奄美で「暮らす」という選択をする人が少しずつ増えています。
けれど、住まいがあっても、仕事があっても、
それだけで「暮らし」とは言えないのかもしれません。
働き方や地域とのつながり、日々の支え合い――
すぐに形にならないことも多いからこそ、そこに“共に育つ余白”があると、私たちは信じています。
「育てる移住」の原点
「育てる移住、共に築くキャリア」は、
奄美に新しい風を運んでくれる人たちと、島で暮らす人たちが、手を取り合いながら紡いでいく関係づくりです。
誰かが“与える”のではなく、地域と、ここに暮らすことを選んだ人とが「共につくる」プロセス。
新しい暮らしのかたちは、準備されたものではなく、その手のひらで少しずつ育っていくもの。
私たちは、そんな“育てる移住”というあり方を、大切にしています。
育ち合い、支え合う関係へ
私たちが目指しているのは、「移住支援」という枠をこえた、関係そのものの“再設計”です。
制度や場所を整えるだけではなく、島で暮らす人の声に、じっくりと耳を澄ませながら、ともに考え、ときには立ち止まり、また歩き出す。
そうして築かれる関係は、誰かの善意だけに頼るものではなく、お互いが支え合いながら“育っていくつながり”だと、私たちは考えています。
つながる暮らし、めぐる未来
私たちが描くのは、「住まい」「しごと」「地域とのつながり」が、ゆるやかに循環しながら育っていく暮らしのかたちです。
この島で「暮らし続けたい」と思える住まいがあり、
安心して働き、学びながら地域と関われる環境があり、
そのすべてが支え合いながら、少しずつ根を下ろしていく。
それは、“定住”という言葉にとどまらず、ここで生きていくことが自然に選ばれていく、あたたかな循環。
そんな未来を、奄美という小さな島から育てていきたいと、私たちは願っています。
あなたと、しあわせな暮らしを
この取り組みに、完成されたかたちはありません。
島に暮らす人たちと、この地を選んで訪れる人たちが、少しずつ歩み寄りながら、日々の中で育てていくものです。
決まったかたちも、正解もありません。
いくつもの小さな試みが重なって、
その人らしい「暮らし」が少しずつ見えてくる。
それは、誰かが用意した理想の暮らしではなく、心のままに選び、つくっていく日々の積み重ね。
そしてその歩みに、そっと寄り添い、支えていくのが、
私たち 奄美国際人材・観光創生機構 の役割です。
小さな一歩かもしれません。
でも、その一歩が、あなたにとっての新しい「しあわせ」のはじまりになるかもしれません。